その原因は、”水道水に含まれている微生物による感染症”
というもので「アカントアメーバ角膜炎」という診断でした。
アカントアメーバは池や川、水道水などに存在しており
感染すると目の痛みや視力低下、最悪の場合は
失明してしまうという。
この男性の場合は、コンタクトレンズを週に5日ほど
装着し、それ以外は眼鏡で過ごしたいた 。
普段はコンタクトレンズを外して就寝し、朝起きた時に
装着してスポーツジムで一汗流した後に会社へ向かうという
生活を送っていたそうです。
ジムではトレーニングを終えた後、コンタクトレンズを
着けたままシャワーを浴びていた。
これが右目の失明の原因になろうとは
思いもしなかったという男性。
「コンタクトを着けたままシャワーを浴びる事に対して
何とも思っていませんでした。特に誰からも注意を受けることもなく
私がお世話になっている検眼士からも特に何も言われていませんでした。」
と、このように話しています。
ある日、男性は右目の眼球が傷ついている事に気付きました。
1週間程経っても状態がよくならず検眼士の元に訪れると
調べてもらったところ、潰瘍のようなものがあるため
すぐに病院に行くように勧められました。
そして、病院で診察を受けた結果、男性は
アカントアメーバ角膜炎の可能性があると診断されました。
眼球を摘出する事はなかったものの、抗菌薬の点眼を
約3週間続け症状が和らいだように思っていたのですが
ある日、車を運転していたら突然右目の視力を
失ってしまったのです。
そのショックは並大抵のものではなく
精神的にも苦痛な日々を過ごす事になりました。
男性は、2度の手術を受けて
今は、角膜移植手術を待っている状態だそうです。
日本の水は世界基準でも綺麗に洗浄されている水です。
海外に出掛ける時、コンタクトレンズを使っている人は
覚えておくべき事ですね。
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