働かないマリオ
マリオ 「オレはそんな小さい男じゃねえんだよ!」
ルイージ 「でも、もう今晩のおかずもないんだよ・・・」
マリオ 「裏山でまたキノコでも取ってこいよ」
ルイージ 「たまには、兄さんがとってきてよ・・・」
マリオ 「ちっ・・・じゃあ、これ死んだらな」
『ヨガファイアー! アッーアッーアッー・・・』
マリオ 「お前が話し掛けるから・・・もう一回だ」
ルイージ 「・・・いってきてよね」
マリオ 「えー・・・めんどくせえし。いいよ、オカズなしで」
ルイージ 「ご飯だって、あと3日しかもたないよ」
マリオ 「・・・バイト代は?」
ルイージ 「1週間後だよ」
マリオ 「うぜえ・・・」
ルイージ 「働いてよ、兄さんも・・・配管工でもなんでもいいじゃないか」
マリオ 「あーあー聞こえなーい。まあ、キノコ採ってくるわ」
ルイージ 「はあ・・・・」
マリオ 「まあいってくるわ。ご飯炊いとけよ」
ルイージ 「わかったよ。気をつけてね」
マリオ 「おう。うわ、外寒っ・・・」
ルイージ 「いってよね・・・」
マリオ 「そういう事言われると、行きたくなくなるだろ!」
ルイージ 「もういいよ、じゃあ・・・」
マリオ 「行ってくるって!ち・・・」
バタン
マリオは33歳。
高校を卒業して、すぐに配管工の仕事についた。
当時は景気も良く、仕事は順調で、数年後弟の高校卒業を待って
「有限会社 M&L」を設立した。
2人の腕では良く評判も上々だったが、
不況の煽りを受けて3年前に倒産。
マリオは、すっかりやる気をなくして無職のまま3年が過ぎた。
ルイージは、マリオが立ち直るのを待って、
様々なバイトをして家計を助けたが、
マリオは働こうとしなかった・・・
マリオ 「キノコ、キノコと・・・ん?なんだこれ、『ピーチ姫さらわれる』・・・ざまあ!
税金で豪遊してるから罰が下ったんだよ。犯人GJ!」
3年のニート生活で、マリオの心は完全に腐りきっていた。
マリオ 「まあ、キノコ包むのに丁度いいか・・・お、これ食えるかな・・・」
マリオ 「ただいまー!大量だぜ!」
ルイージ 「お帰り。あ、すごいね。じゃあ、半分は冷蔵庫で、残りを食べよう」
マリオ 「おいおい、全部食おうぜ」
ルイージ 「せめて節約してよ・・・」
マリオ 「俺が取ってきたキノコだろ!いいから全部食うぞ!」
ルイージ 「・・・わかったよ、兄さん・・・」
ルイージ 「ん?なんだいこの新聞・・・」
マリオ 「ああ、落ちてたからキノコ包むのに使っただけだ。マンガ載ってないぞ」
ルイージ 「1週間前の新聞だね。ピーチ姫のやつか・・・」
マリオ 「なんだお前、知ってるの?ピーチ姫どうなったの?」
ルイージ 「攫われたままだよ。犯人はクッパとかいう魔王」
マリオ 「魔王かよ。こえーな。まあ、姫に罰があたったんだろ。ざまあwwwww」
ルイージ 「・・・キノコ焼くね」
マリオ 「ピーチ姫って可愛いの?ブス?」
ルイージ 「知らないよ。まあ、ブスではないんじゃない?」
マリオ 「ふーん、まあいいや。オレはアイドルグループ「KINO-PIO」だけが生きる糧さ」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「ふー食った食ったwwwww さて、寝るかな」
ルイージ 「もう寝るんだ。オヤスミ」
マリオ 「お前は寝ないの?」
ルイージ 「ちょっと、内職があるから」
マリオ 「・・・おやすみ」
ルイージ 「オヤスミ」
マリオ 「(KINO-PIO ハァハァ・・・)」
シュッシュ・・・
ルイージ 「はぁ・・・」
マリオ 「ん・・・もう朝かよ・・・カーテン閉めといてよ・・・」
ルイージ 「じゃあ、行ってくるね」
マリオ 「おう・・・zzz」
ルイージ 「兄さん・・・それでもボクは兄さんを信じてるからね・・・」
マリオ 「聞こえてるんだよ!うぜえな、早くいけよ!」
ルイージ 「いってきます・・・」
マリオ 「おう・・・Zzz」
ルイージ 「(兄さん・・・)」
午後1時半
マリオ 「ん~、そろそろ起きっかな・・・ん?なんだかまだ暗いな~」
まあいいや、もう寝れねえしwwwww」
マリオ 「腹減ったなあ・・・1日1食だとさすがにきついって。
ルイージの給料日まだかよ・・・」
マリオ 「なんもねえな・・・・キノコの残して置けばよかったな・・・」
マリオ 「仕方ない、少し採ってくるか」
マリオ 「あれ?森が暗いな・・・こっちは明るいのにな」
マリオ 「まあいいや、キノコノコノコ・・・と」
マリオ 「ん?なんだこれ、ブロックが・・・」
マリオ 「なにこれwwwwwやべえwwwww浮いてるwwwwww」
マリオ 「絶対おかしいってwwwwwwなにこれwwwwwだれかwwwww」
マリオ 「・・・なんだよこれ、気持ち悪いな・・・」
ルイージ 「ただいま、兄さん、今日も疲れたよ・・・」
マリオ 「おかえり もぐもぐ」
ルイージ 「なんか食べてたの?今からご飯作るよ」
マリオ 「ちょっと、昼キノコ取ってきてさあ・・・お前も食えよ」
ルイージ 「ありがとう。うん、おいしい。」
マリオ 「てかさあ、今日森いったらなんか変なブロックあってさ・・・浮いてんのwwwwww」
ルイージ 「え?浮いてる?夢じゃなくて?」
マリオ 「おいおい、オレもそこまで寝ぼけてないって。多分・・・うん・・・あれ?夢かな・・・」
ルイージ 「夢じゃない?まあ、ご飯にしようよ」
マリオ 「うーん・・・ちょっと見に行かね?」
ルイージ 「えー・・・後は食べてからにしようよ・・・」
マリオ 「いや、ちょっとだって!行こうぜ!」
ルイージ 「えー・・・じゃあ、少しだよ」
マリオ 「大丈夫、近いから。すぐ戻って、ストⅡ対戦しようぜ!」
ルイージ 「ガイル禁止ね」
マリオ 「この辺だったんだけどなあ」
ルイージ 「それより、なんか森おかしくない?暗いっていうか・・・なんか気味が悪いっていうか・・・」
マリオ 「そう?ああ、昼もなんか薄暗かったけど・・・夜だし、こんなもんじゃね?」
ルイージ 「うーん・・・」
マリオ 「あ、あったぞ!これこれwwwwww」
ルイージ 「え・・・なにこれ・・・浮いてる・・・」
マリオ 「なwwwwwやべえこれwwwwww」
ルイージ 「なんなんだろうねこれ・・・」
マリオ 「触らないほうがいいぞ、なんかヤバイしwwwwww」
ルイージ 「あ、あっちに光ってるのもあるよ」
マリオ 「うん?あ、本当だ・・・なにこれwwwwww「?」ってかいてるwwwwww」
ルイージ 「うわあ・・・怪しいよこれ。戻ろうよ」
マリオ 「待てってwwww石ぶつけてみようぜwwwwww」
ルイージ 「やめなよ・・・なんかやばいって絶対」
ゴン!ゴン!
ルイージ 「あーあ・・・あ!」
マリオ 「金だ・・・うっそ、まじで・・・」
ルイージ 「金だね・・・」
マリオ 「もっとぶつけてみようぜ」
ルイージ 「気をつけてね」
マリオ 「うっわ・・・また金出てきた」
ルイージ 「これ本物かな」
マリオ 「もう直接殴っちゃえwwwwwえい!えい!」
ルイージ 「わわわ・・・すごい、金がいくつも・・・」
マリオ 「やっほーい!!」
マリオ 「あれ・・・でなくなちゃった、えい!えい!」
ルイージ 「やばいよこれ・・・絶対・・・」
マリオ 「全部で金貨いくつ?」
ルイージ 「7,8,9・・・9枚」
マリオ 「やっべwwwwwオレ金持ちwwwwwwww」
ルイージ 「これで3ヶ月は余裕で暮らせるよ・・・・」
マリオ 「車買おうぜwwwww」
ルイージ 「貯金しようよ」
マリオ 「うっせー!俺が見つけたんだぞ!」
ルイージ 「わかってるけどさ・・・大切に使おうよ」
マリオ 「とりあえずソープ行ってくるwwwww1枚貸せwwwww」
ルイージ 「あ・・・あーあ・・・でもなんで金が・・・」
マリオ 「ただいまー・・・・あれ、ルイージ寝た?」
ルイージ 「あ、オカエリ・・・うん、明日も仕事だし」
マリオ 「バカwwwww明日も森探索するぞwwwwww」
ルイージ 「でも、昨日周り見たけど、もう光ってるのなかったよ」
マリオ 「今日は、もっと奥に行くぞ!」
ルイージ 「兄さん、気持ちは分かるけど森は危険だよ」
マリオ 「えー?じゃあお前行かないの?オレ1人でも行くよ?」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「明日バイト休めって!ちょっと奥まで行ってさ、金がなかったら
明後日からまた通えばいいじゃん」
ルイージ 「うーん・・・」
マリオ 「一日くらい大丈夫だって!それに、なんとなくまだある予感がするwwwww」
ルイージ 「うーん・・・」
次の日
マリオ 「やっほーい!」
ルイージ 「兄さん、最初からはしゃぐと疲れるよ」
マリオ 「ウッセバカwwwwwww」
ルイージ 「それにしても、浮いてるブロックが所々にあるね」
マリオ 「そっちは叩いても壊れるだけなんだよなー」
ルイージ 「これ、なんなんだろうね?」
マリオ 「しらねwwwwいいじゃん、光るやつだけ叩いて、ソープいこうぜ!」
ルイージ 「ソープはいいよ・・・」
マリオ 「えー、『KINO-PIO』のリカちゃんに似てる娘いるのにな~」
ルイージ 「だれだよそれ・・・」
マリオ 「え?リカちゃん知らないの?やっべ、非国民だwwwwwww」
ルイージ 「KINO-PIOは入れ替わり激しいから・・・初期のメンバーしか知らないよ」
マリオ 「ええ~・・・まじで~・・・萎えるわ~・・・」
マリオ 「3代目のリーダーの、マーヤがさ・・・聞いてる?」
ルイージ 「あ・・・なんか光ってるブロックがあるよ」
マリオ 「うおおおおお!殴るぞwwwwwww」
ルイージ 「うん、叩いてみよう」
ゴン!ゴン!
マリオ 「なにこれ、キノコ出てきた」
ルイージ 「ハズレかなあ?」
マリオ 「キノコとかいいからwwwwww」
ゴン!ゴン!ゴン!
マリオ 「やべえ、ハズレだわ・・・萎えるわ~・・・」
ルイージ 「まあ、そろそろ昼ご飯にしようよ、これも焼こう」
マリオ 「キノコって・・・なんだよもう・・・」
ルイージ 「おにぎり、ウメとオカカどっちがいい?」
マリオ 「ウメで」
ルイージ 「でも、美味しそうなキノコだね。大きいし匂いもいいよ」
マリオ 「下ネタですかwwwwwルイージさんwwwwwwwww」
ルイージ 「そういうこというと、あげないよ、キノコ」
マリオ 「残念、もう食べてましたwwwwwww」
ルイージ 「あ・・・ボクの分も残しておいてよ」
マリオ 「また採ればいいじゃん うめえwwwwうめえwwwww」
ルイージ 「ああ・・・ボクも食べたかったのに・・・」
マリオ 「醤油ほしいな~ ごっそさんwwwwww」
ルイージ 「さあ、少し休憩したら行こう」
マリオ 「あれ?お前、乗り気じゃね?昨日 『バイトあるから~、ねまちゅ~』とか言ってたのにwwwwww」
ルイージ 「言ってないだろ。時間を無駄にしたくないだけだよ」
マリオ 「こわいこわいwwwwww あれ?キノコのこと怒ってる?みみっちいなwwwww」
ルイージ 「はあ・・・いいよもう」
マリオ 「サーセンwwwwwww あ、やばい、おなか痛い・・・」
ルイージ 「急いで食べるからだろ・・・大丈夫?」
マリオ 「あ、これマジヤバイかもしれない。吐きそう・・・」
ルイージ 「え?本当に?大丈夫?」
マリオ 「うっそーんwwwww」
ルイージ 「シねよ・・・・まじで」
ルイージ 「もう行くよ」
マリオ 「あれ・・・なんかオレ・・・汗出てきた」
ルイージ 「はぁ・・・もういいって行くよ」
マリオ 「いや、マジマジ・・・あれ・・・」
ルイージ 「いいから!もう騙されないよ。先に行くよ、もう」
マリオ 「・・・」
ルイージ 「うーん、光ってるブロックないなあ・・・」
ルイージ 「浮いてるブロック、多くなってきたなあ・・・」
ルイージ 「光ってるのって、レアなのかな。」
マリオ 「なあ、ルイージ」
ルイージ 「ん?どうしたの?」
マリオ 「・・・おれ、でかくね?」
ルイージ 「でけえええええええええ」
マリオ 「やべえ、なんか身長のびたwwwwww」
ルイージ 「うっわ、なにそれ・・・・3メートルくらいあるんじゃない?」
マリオ 「やばいwwwwwwモwwwwwテwwwwモwwwwテwwwwww」
ルイージ 「いや、ちょっと逆にキモイって・・・」
マリオ 「まじで? えー、ありだろ・・・」
ルイージ 「いやあ・・・正直引いたよ・・・」
マリオ 「まじで~・・・萎えるわ~・・・・」
マリオ 「でもほらwwww高いところも叩けるwwwww」
ルイージ 「うん・・・なんだろね。あの、キノコのせいだよね絶対・・・」
マリオ 「キノコこええwwwwwでも嬉しいwwwwww」
ルイージ 「踏まないでよ」
マリオ 「おkwwwwwwwあ、ごめんwwwww」
ルイージ 「ちょ・・・まじで、死ぬって。やめろよ」
マリオ 「ごめんwwwwごめんwwwww」
ルイージ 「前歩いてよ、怖いから」
マリオ 「えー・・・・だって何があるか、わからないじゃん」
ルイージ 「しねよ、まじで」
マリオ 「あれ?さっきより小さくなってね?」
ルイージ 「そういえば・・・消化したのかな」
マリオ 「ええー!!ウンコになったら終わりかよwwww」
ルイージ 「元に戻れないよりは、良いと思うけど」
マリオ 「戻るのかよ~萎えるわ~・・・・じゃあ、貴重だな、このキノコ」
ルイージ 「次からは、ここぞって時に食べようよ」
マリオ 「PINO-KIOライブの時とか?」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「冗談だってwwwwwww余ったらにするってwwwww」
ルイージ 「行くよ、兄さん」
マリオ 「スルーすんなwwwwwww」
マリオ 「あ、光ってるブロック発見!」
ルイージ 「どこどこ?」
マリオ 「お前の頭の上」
ルイージ 「兄さん、叩いてよ。ボク届かないし」
マリオ 「仕方ねえなあwwwwwww」
ドン!ドン!ドン!
ルイージ 「あ、金貨だ!やったね!」
マリオ 「連打連打連打ーーーー!」
ルイージ 「12枚!すごいや兄さん!」
マリオ 「金持ちwwwwww高身長wwwwww勝ち組wwww」
ルイージ 「でもすごいよ。このまま貯めれば、本当に富豪も夢じゃないよ」
マリオ 「んで、明日もバイト行くの?wwww」
ルイージ 「もちろん、やめるよ。意地悪だな兄さんは」
マリオ 「おkwwwwww金貨あつめようぜwwwwwwww」
ルイージ 「あ、あっちにも光ってるのあるよ!」
マリオ 「お前も叩いて来いwwwwうはwwwww金もちwwwwww」
ルイージ 「本当にすごいよ・・・ただ、少し重たいなあ」
マリオ 「50枚づつが限界じゃね?」
ルイージ 「悔しいけど・・・そうかも」
マリオ 「一旦家に戻るか?」
ルイージ 「それよりさ、この金貨で豪遊しながら進めばいいんじゃない?」
マリオ 「おまwwwwww天才wwwwwww」
ルイージ 「楽しみだなあ・・・」
マリオ 「ん?なんか茶色い生き物が歩いてるぞ・・・」
ルイージ 「クリボーだ!やばい、兄さん!」
マリオ 「なに、クリボーって?」
ルイージ 「兄さん、クリボー知らないの!?いいから、隠れて!」
マリオ 「隠れるたって・・・オレ目立ってね?」
ルイージ 「もっと縮んでよ!」
マリオ 「ちょwwww無理だってwwwww」
ルイージ 「ああ~やばい、見つかる~」
マリオ 「何なのクリボーって?」
ルイージ 「別名『人食いキノコ』と呼ばれる、森の王だよ・・・」
マリオ 「人食い?やべーな・・・」
ルイージ 「早く隠れて!」
マリオ 「もうこれ以上、無理だってwwwww」
クリボー 「!」
マリオ 「なんか、すっごい見られてる・・・ルイージ?おい、ルイージ?」
クリボー 「ピギャー!」
ルイージ 「(兄さん、ごめん・・・)」
マリオ 「ルイージwwwww逃げんなwwwwwww」
ルイージ 「兄さんも、早く逃げて!!」
クリボー 「ピギャー!」
マリオ 「やっべ・・・」
クリボー 「ピギャーーー!!」
マリオ 「くるな!くるな!くるな!」
マリオ 「このっ・・・しねええええええ!」
クリボー 「ピぎゃ・・・」
マリオ 「あれ?」
クリボー 「・・・」
マリオ 「・・・シんだ?あれ?」
クリボー 「・・・」
マリオ 「弱えwwwwwwwなにこいつwwwwwww弱いwwwwwwww」
ルイージ 「・・・兄さん・・・」
マリオ 「こいつ弱いwwwwコインの袋で叩いたらシんだwwwwwww」
ルイージ 「さすが、兄さん!」
マリオ 「それより、おまえ逃げんなwwwwww」
ルイージ 「ごめん・・・つい・・・」
マリオ 「まあいいや、クリボーならオレに任せろwwwwww」
ルイージ 「本当ごめんね。動揺しちゃって・・・」
マリオ 「いいって、気にすんな」
ルイージ 「この通り・・・」
マリオ 「いや、だからいいって」
ルイージ 「次からボクも戦うよ・・・」
マリオ 「ああ、弱いしな。どこが人食いだよwwwww」
ルイージ 「でも、兄さん、実際、毎年何人も死んでるんだよ」
マリオ 「へー・・・弱いのに」
ルイージ 「っていうかさ、そのコインの袋よく振り回せたね」
マリオ 「あれ?そういえば・・・」
ルイージ 「キノコってさ、巨大化するだけじゃないんじゃない?」
マリオ 「ん?」
ルイージ 「ほら、腕力とかも上がるんじゃないのかな」
マリオ 「ああー・・・そうかもな・・・どれ フンッ!」
ルイージ 「うわ・・・木が真っ二つ・・・間違いないよ!」
マリオ 「へー・・・そうなんだ。やっぱ、すげーキノコだったんだな」
ルイージ 「そうとわかれば、次はボクにも食べさせてね」
マリオ 「ああ、そのほうがいいかもな。ま、進むか」
ルイージ 「うん」
マリオ 「テレッテ テレッテッ!」
ルイージ 「ご機嫌だね、兄さん」
マリオ 「おう!金はあるわ、腕力はつくわ、高身長だわ・・・夢みたいだ」
ルイージ 「でも、この森なんなんだろうね・・・」
マリオ 「神様からの贈り物じゃね?おまえ、バイト頑張ってたし」
ルイージ 「兄さん・・・」
マリオ 「今まで悪かったな。苦労かけたよ・・・」
ルイージ 「泣かせないでよ・・・」
マリオ 「富豪兄弟、感動の巻wwwwwww」
ルイージ 「・・・」
ルイージ 「あ・・・城があるよ」
マリオ 「森の城といえば、お宝じゃね?」
ルイージ 「でもなんだか不気味だよ・・・」
マリオ 「森に入る時もそう言ってただろ、大丈夫だって」
ルイージ 「そうかなあ・・・」
マリオ 「おまえ、キノコ食ってないから不安なんだろ」
ルイージ 「うん、それもある・・・」
マリオ 「でも進むぞwwwwwww」
ルイージ 「わわ・・・暗いよ・・・」
マリオ 「おま、くっつくなって!」
ルイージ 「ごめん・・・」
マリオ 「ん?あ、光ってるブロックあったぞ」
ルイージ 「キノコだったら、半分頂戴ね」
マリオ 「うん・・・どれ」
ゴォン!!ゴォン!
マリオ 「あれ、変なモン出てきた・・・銃かな?」
ルイージ 「砲身が特殊だね・・・先っぽがいやに広がってる」
マリオ 「そういえば、チューリップみたいだな・・・撃ってみ」
ルイージ 「うん」
ルイージ 「だめだ、硬くて引き金が・・・」
マリオ 「貸してみ。よっと・・・」
ゴォォ!
ルイージ 「火の玉がでた・・・すごいね」
マリオ 「すごい武器だwwwwwこれをファイアーフラワーと名づけようwwwwww」
ルイージ 「兄さんばっかり、いいなあ」
マリオ 「おまえ、引き金引けないんだから仕方ないじゃん」
ルイージ 「キノコでないかなあ・・・」
マリオ 「熱くなってきたな・・・なんか照明ロウソクばっかだよ・・・」
ルイージ 「ねえ、兄さん。気になってることがあるんだけど」
マリオ 「うわ、なにあれ、火の玉グルグルwwww 照明ってレベルじゃねーぞwwww」
ルイージ 「兄さん、ここってさあ・・・」
マリオ 「お、この銃すげえ、ブロックも壊れるwwwww」
ルイージ 「なんかニュースで見た大魔王の城に似て・・・」
マリオ 「ん?なんかいった?」
ルイージ 「ここって、大魔王の城なんじゃない?」
マリオ 「ねーよwwwwww」
ルイージ 「でもなんとなく雰囲気が・・・」
マリオ 「おまえ、さっきからビビリすぎだから」
ルイージ 「だって・・・」
マリオ 「あーあ、キノコないからって・・・・」
ルイージ 「なんか飛んでくる!兄さん伏せて!」
マリオ 「うおっ!・・・危ねぇ。なんだよあの火・・・」
ルイージ 「クッパの炎だよ・・・」
マリオ 「・・・ちょっと気をつけて進むか」
マリオ 「やべえ・・・どんどん炎が飛んでくる」
ルイージ 「やっぱりここ・・・クッパ城だよ・・・」
マリオ 「ん~・・・」
ルイージ 「もう帰ろうよ・・・」
マリオ 「そうすっか」
ルイージ 「うん・・・危ないよ・・・」
マリオ 「あれ?なんか、PINO-KIOのリカちゃんの声が聞こえたような・・・」
ルイージ 「幻聴だよ・・・帰ろうよ」
マリオ 「いやいや、オレがリカちゃんの声を間違えるはずがない!」
マリオ 「ほら、聞こえね?」
ルイージ 「女の人の声・・・?」
マリオ 「絶対リカちゃんだwwwwwwうはwwwwwどこーーーー!!」
ルイージ 「クッパに見つかるよ!」
マリオ 「リカちゃーんwwwwww どこーーーーーwwwwwwww」
ルイージ 「いた・・・」
マリオ 「え?どこどこwwwww」
ルイージ 「クッパだ・・・」
マリオ 「なにあれ・・・あれがクッパ?でかすぎだろ・・・」
ルイージ 「だめだ・・・もうだめだ・・・」
マリオ 「え?なに?まじで?どうすんのこれwwwww」
ルイージ 「シぬ・・・ああ・・・シぬよ・・・」
マリオ 「リカちゃんにも会ってないのに、シねるかよ」
ルイージ 「・・・兄さん」
マリオ 「クッパ!勝負だ!」
クッパ 「ガルルルル・・・・」
マリオ 「ファイアーフラワー!!」
クッパ 「ゴオオー!」
ルイージ 「兄さん!」
マリオ 「リカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃん」
クッパ 「ゴオオオ!」
マリオ 「リカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃん」
クッパ 「ゴオッ・・・」
マリオ 「リカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃんリカちゃん」
ルイージ 「すごい・・・リカちゃんっていう度に、ファイアーボールを・・・」
マリオ 「リカーーーー!」
クッパ 「ゴファァァァァァ・・・・・」
ルイージ 「やったー!!」
マリオ 「あれ?クリボージャンこいつ・・・」
ルイージ 「あ!本当だ・・・」
マリオ 「なにこれ・・・クリボーの進化系?ポケモン?」
ルイージ 「きっと、魔法でクッパに変えられてたんじゃないかな」
マリオ 「え~萎えるわ~・・・クッパ倒したんじゃねえの~」
ルイージ 「でも、カッコよかったよ 兄さん!」
マリオ 「ええ~・・・嬉しくねえよ~・・・」
リカ 「誰か助けてー!」
マリオ 「リカちゃん?!」
リカ 「誰か!ここよ!」
マリオ 「うっはwwwwサインくださいwwwwwあ、握手もwwwwww」
ルイージ 「鍵はここか・・・」
マリオ 「デビューの時から応援してますwwwww」
ルイージ 「・・・開いたよ」
マリオ 「あと、CDも全部持ってますし、ゴールド会員ですwwwwww」
リカ 「ありがとう・・・」
マリオ 「いえいえ、ファンとして当然ですよwwwww ただ、年会費6ゴールドはさすがに・・・」
リカ 「あ、いえ、助けてくれてありがとうございました!」
マリオ 「ああ、そっちねwwwwww いやー生で見ると違うなあwwwwww」
ルイージ 「なんで捕まってたんですか?」
マリオ 「おま!オレが喋ってるだろ!!」
リカ 「PINO-KIOの7名メンバー全員がクッパに攫われたんです」
マリオ 「大変ッすねwwwwww いやでも助かってよかったっすねwwwwww」
ルイージ 「そうなんだ・・・」
リカ 「ええ、本当にありがとうございます!」
マリオ 「他のメンバーはどこ?wwwww いやリカちゃんが一番だけど、サトミちゃんにも挨拶したいしwwwww」
リカ 「ここにはいません・・・多分別の場所です」
ルイージ 「金と名声と女・・・やりたい放題だなクッパのやつ・・・許せない」
マリオ 「おまwwwww許せないとかwwwwさっきまで震えてただろwwwwww」
ルイージ 「・・・」
リカ 「とにかく、助けてくれてありがとうございました」
マリオ 「送っていくよ!」
ルイージ 「ええ、安全なところまで一緒に行きましょう」
マリオ 「おまwwwww空気嫁wwwww」
ルイージ 「え?・・・ああ・・・」
マリオ 「こいつ、用事あるみたいですから、私が送っていきますwwwwww」
リカ 「お気遣い、ありがとうございます。でも、大丈夫です」
マリオ 「え?大丈夫って何? わ、私が何かしましたか?」
リカ 「そうではないのですが・・・先ほど偽クッパが倒れたあとこの城の結界が解けたようです」
ルイージ 「ああ、じゃあ転送魔法で帰れるね」
リカ 「はい・・・ありがとうございました。このお礼は必ずさせて頂きます」
マリオ 「(ルイージ、結界戻すのどうすんだ?)」
ルイージ 「兄さん・・・」
リカ 「それでは・・・」
マリオ 「リカちゃーーーーん!!!」
マリオ 「終わった・・・何もかも・・・」
ルイージ 「兄さん・・・僕たちも帰る?」
マリオ 「萎えるわ~・・・何もかも・・・・」
ルイージ 「それにしてもKINO-PIOのメンバー全員拉致されてるんだね」
マリオ 「・・・」
ルイージ 「でも、僕たちには何もできないし、ここだってたまたま・・・」
マリオ 「ルイージ」
ルイージ 「うん?」
マリオ 「俺たちが、助けるんだ!」
ルイージ 「兄さん?」
マリオ 「そして次は、結界を解かないようにするんだ!」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「いやっほーーーーーーー!!!」
マリオ 「よーし、次の城行くぞwwwwwww」
ルイージ 「兄さん、当てはあるの?」
マリオ 「・・・どうみてもこの土管が怪しいだろ」
ルイージ 「ええ・・・」
マリオ 「いいから、入るぞwwwww イヤッフーwwwwww」
ルイージ 「怪しすぎるよこれ・・・」
マリオ 「おーい! はやくこいよー!」
ルイージ 「・・・えいっ!」
マリオ 「あれ?建物の中じゃねえぞ」
ルイージ 「外だね。なんだろ、土管が転移装置になってるのかな」
マリオ 「しらねwwww 次はサトミちゃんだといいなあwwwww」
ルイージ 「そのこは、知ってるよ。初期からいるよね」
マリオ 「お、知ってるのか。サトミファンとは渋いな!」
ルイージ 「別にファンじゃないけど・・・」
マリオ 「またまたー!照れるなって!」
ルイージ 「いや、違うけど・・・いいよそれで」
マリオ 「ルイージは素直じゃねえな 全く・・・」
マリオ 「あ、なんか亀が歩いてくるぞ」
ルイージ 「の・・・ノコノコだ・・・」
マリオ 「なにそれ?強いの?」
ルイージ 「凶暴さでは、クリボーの比じゃないよ」
マリオ 「へー、でもクリボー弱かったしなwwwwww」
ルイージ 「隠れた方がいいよ!本当、ノコノコは『歩く戦車』って呼ばれてるんだ」
マリオ 「歩く戦車・・・硬いのか?」
ルイージ 「噂では、地割れに飲み込まれても平然としてるとか」
マリオ 「それ、本当にこの世の生き物かよwwwwww」
マリオ 「まあ、別にケンカ売ることないかあ」
ルイージ 「そうだよ、そのままじっとしてれば行っちゃうよ」
マリオ 「・・・」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「ヘックション!」
ルイージ 「兄さ・・・」
ノコノコ 「シャオーー!」
マリオ 「やっべwwwwwww」
ルイージ 「兄さん、ファイアーボールだ!」
マリオ 「あれ・・・ファイアーフラワーどこにいったっけ・・・」
ルイージ 「兄さん、早く!」
マリオ 「あれ・・・なくしたwwwwwww」
ルイージ 「ええー!」
ノコノコ 「シャオー!!」
マリオ 「カメのくせに早ええええええ」
マリオ 「ちょwww止まれってwwwwww」
ノコノコ 「シャシャシャシャ!」
マリオ 「ちょっとwwwwwwもうだめwwwwww」
ルイージ 「兄さんGJ!」
マリオ 「え?」
ルイージ 「足の裏で止めるなんてすごいよ!」
マリオ 「・・・え?」
ノコノコ 「シャア!シャア!」
マリオ 「計算通りwwwwwww」
マリオ 「なにこいつ、止めたら可愛いな」
ルイージ 「噂だと火に弱いらしいけど、ファイアーフラワーないしねえ・・・」
マリオ 「どうしようか、こいつ」
ノコノコ 「シャー!シャー!」
ルイージ 「そのままに抑えてて」
マリオ 「うん・・・うん?」
ルイージ 「キーーーーック!」
ノコノコ 「シャアアァァァ・・・・!」
マリオ 「ルイージ、お前やるなあ!」
ルイージ 「へへ・・・自分でもビックリしたよ・・・」
マリオ 「さすが、我が弟よwwwwww」
ルイージ 「それはあんまり嬉しくないなあ・・・・」
マリオ 「それより、腹減んね?」
ルイージ 「そうだね。どこかにキノコでも・・・」
マリオ 「おいおい、オレらもう富豪だろ!なんか買おうぜ~」
ルイージ 「この辺、お店あるのかなあ・・・」
マリオ 「コンビニくらいあるだろwwwww」
ルイージ 「ないと思うけど・・・」
マリオ 「えーーまじかよ・・・ 肉まん食いてえ~」
ルイージ 「肉まんでいいんだ・・・」
マリオ 「あ、あれお店じゃね?」
ルイージ 「あれ・・・本当だ」
マリオ 「肉まん下さいwwwwwww」
店主 「肉まんはないですが・・・キノコとスターと葉っぱならありますよ」
マリオ 「キノコとwwwww葉っぱとwwwwwスターwwwwwww」
ルイージ 「兄さん、笑いすぎだよ・・・すいません」
店主 「いえいえ、いいんですよ。全て、魔法のアイテムです」
ルイージ 「え?じゃあもしかして、ブロックのキノコと一緒?」
店主 「そうですね」
マリオ 「じゃあ、ルイージ、キノコ買えば?」
ルイージ 「キノコ、いくらですか?」
店主 「20ゴールドです」
マリオ 「ちょwwwww高すぎwwwwwwぼったくりwwwwwwwwwww」
ルイージ 「ええ・・・兄さん、いくらある?」
マリオ 「え・・・買うの?」
ルイージ 「だって、なかなかキノコ出てこないし・・・」
マリオ 「ええーー・自分の金で買えよ・・・」
ルイージ 「だってボク18Gしかないし・・・」
マリオ 「ちっ・・・じゃあ2Gやるよ、しかたねえな」
ルイージ 「ありがとう兄さん。じゃあ、キノコ下さい」
店主 「まいどー」
マリオ 「このスターってなんなの?」
店主 「これはお目が高い。無敵になれるんですよ」
マリオ 「うさんくさいなあ・・・」
店主 「いえいえ、本当ですよ」
ルイージ 「この葉っぱはなんですか?」
店主 「空が飛べます」
マリオ 「ルイージ、帰るぞ」
店主 「あれ?信じておられない?」
ルイージ 「ちなみに、お値段はいくらですか?」
店主 「どちらも30ゴールドとなっておりま・・・」
ルイージ 「兄さん、行きましょう」
マリオ 「おう」
店主 「・・・まいど」
マリオ 「ルイージ、キノコ焼けた? 少しくれよ 2G分でいいから」
ルイージ 「半分あげるよ おなか減ってるでしょ?」
マリオ 「お、気が効くなあ~」
ルイージ 「はい、半分」
マリオ 「うんうん、味はなかなか・・・」
ルイージ 「こんな味なんだ。おいしいね」
マリオ 「体が熱くなってきてさ、なんか一瞬変な感じになるから気をつけろよ」
ルイージ 「うん・・・あ・・・大きくなってきた・・・ムクムクって感じだね」
マリオ 「下ネタですかwwwwルイージさんwwwwww」
ルイージ 「踏むよ」
ルイージ 「ファイアーフラワーがあればなあ・・・」
マリオ 「どこに落としたんだろうな・・・土管のあたりかな」
ルイージ 「あれ結構強いよね」
マリオ 「そうだな、2つ手に入るといいな 2丁拳銃だ!」
ルイージ 「一つ、ボクに貸してよ」
マリオ 「おまえ、キックあるからいいじゃん」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「冗談だってwwwwww」
ルイージ 「さあ、行こうよ。これからはガンガン光るブロックを壊すよ」
マリオ 「コインは半分づつだからな」
ルイージ 「え、さっきまで早い者勝ちだったじゃん」
マリオ 「ルールが変わったんだよ」
ルイージ 「ええーー・・・」
マリオ 「いいからいいから。お、光るブロックだ」
ルイージ 「じゃあ兄さん、叩いていいよ」
マリオ 「アイテムは、早い者勝ちな!」
ゴン!ゴン!
マリオ 「ちっ・・・コインか・・・」
ルイージ 「アイテムは早い者勝ちでいいの?」
マリオ 「順番にしようぜ」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「コインばっかだなあ・・・」
ルイージ 「そうだね」
マリオ 「さっきの無敵になるスターってやつでねえかな」
ルイージ 「信じてるの?あれ・・・」
マリオ 「いやー・・・まあ半信半疑かな」
ルイージ 「そうだよね。そんなアイテムあったらクッパ倒せちゃうもんね」
マリオ 「そうそう、胡散臭いwwwwww」
ゴン!
ルイージ 「あ、スター!」
マリオ 「うおおおおおおおおおお!」
マリオ 「ちょwwwwww体光ってるwwwwww」
ルイージ 「うわあ、すごい!本当に無敵かも!」
マリオ 「ちょっとノコノコとかいない?wwwwwww」
ルイージ 「うーん・・・あ、クリボーなら」
マリオ 「うおおおおおおおおおお!」
ポコッ!
マリオ 「ぽこってwwwwwww無敵だオレwwwwwwwww」
ルイージ 「いいなあ・・・」
マリオ 「あ、城だwwwwwこのまま入ろうぜwwwww」
ルイージ 「うん・・・兄さん前でいい?」
マリオ 「おうwwww任せとけwwwwwww無敵だしwwwww」
ルイージ 「じゃあ行こうよ」
マリオ 「うおおおおおおおお!」
ポコッ ポコッ ポコッ
マリオ 「みんな弱いwwwwwwww」
ルイージ 「あ、あそこクッパじゃない?」
マリオ 「まかせとけwwwwww」
マリオ 「おい!クッパ!偽者だろうけどwwwwwwww」
クッパ 「ガルルルル・・・」
マリオ 「がるるるだってwwwww」
ルイージ 「あれ・・・兄さん光が弱くなって・・・」
クッパ 「ゴオオー!」」
マリオ 「炎とか効かな・・・熱っ!」
ルイージ 「スターの効果が切れたんだよ!」
マリオ 「・・・ルイージ、出番だ」
ルイージ 「兄さん・・・」
マリオ 「お前の蹴りをお見舞いしてやれ!」
ルイージ 「酷いよ・・・」
マリオ 「冗談だよ。よし、2人で突っ込むぞ」
ルイージ 「それで?」
マリオ 「2人でキックだ。谷に突き落としてやろう」
ルイージ 「う、うん・・・いくよ!」
マリオ 「おう!」
クッパ 「ゴオオー!」
ルイージ 「キーック!」
クッパ 「ガァァァ・・・」
マリオ 「き、キーック!」
ルイージ 「酷いよ・・・兄さん・・・」
マリオ 「いや、タイミングが難しくてさ・・・まあいいじゃんwwwww」
ルイージ 「・・・次ファイアーフラワーでたら、ボクが貰うからね」
マリオ 「お、おう・・・」
マリオ 「(だって、倒したら結界消えちゃうしなー・・・)」
ルイージ 「牢屋に行こうよ。KINO-PIOが助けを待ってるよ」
マリオ 「うん・・・」
ルイージ 「兄さん、まさか結界のことで、キックに参加しなかったんじゃないよね?」
マリオ 「あ、そのこと忘れてたわwwwwww」
ルイージ 「・・・ならいいけどさ」
マリオ 「KINO-PIOのメンバー誰かなー?ユキちゃんかなー?やっぱりサトミちゃんかなー?」
ルイージ 「・・・あやしいなあ」
マリオ 「あ、サトミちゃんだwwwwww」
ルイージ 「こんにちは。助けにきましたよ」
サトミ 「あ・・・ありがとう!結界が消えたのね」
マリオ 「まあまあ、ゆっくりしましょうよwwww」
サトミ 「ごめんなさい。また改めて御礼をいいます。今は急がないと・・・」
ルイージ 「無事で何よりです。さあ、急いで脱出を」
マリオ 「せめてサインを!!」
サトミ 「それでは・・・!ありがとう!」
マリオ 「サトミィィィ!!!!!」
こうしてマリオとルイージは、
次々とKINO-PIOのメンバーを助け続けた。
サインは愚か握手もできないまま、全てのメンバーを助け
マリオとルイージに決断の時が迫る
マリオ 「なんかさあ・・・来る所まで来たって感じだよな・・・」
ルイージ 「うん」
マリオ 「最初は、金目的だったのに・・・もう十分じゃないか?」
ルイージ 「ボクも考えてたんだけど・・・」
マリオ 「ピーチ姫がいるのって、本物のクッパ城なんでしょ?それに姫に興味ないし・・・」
ルイージ 「でも褒美を沢山貰えるかもよ」
マリオ 「リスクが高すぎねえ?コインもパンパンだしさ」
ルイージ 「うーん・・・まあ、お金のことだけならそうかも」
マリオ 「だろー?」
マリオ 「帰ろうぜ・・・そんで、KINO-PIOのプレミアム会員になってさあ・・・」
ルイージ 「一応聞くけど、プレミアム会員って何?」
マリオ 「一番レベルが高い会員だよwwwww 温泉ツアーとかいけるのwwwwww」
ルイージ 「へえ・・・すごいね」
マリオ 「会費が年間60コインなんだけどね」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「60は痛いけどさあ・・・リカちゃんと温泉は魅力的だよなあ・・・」
ルイージ 「2人で100コインしかないのに、そんなことに使うなんて・・・」
マリオ 「頑張った自分へのご褒美!」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「あれ?お前も入りたかった?うーんでも足りないし・・・」
ルイージ 「いや、いいんだけどさ・・・」
マリオ 「でも、その他にコンサート代とか・・・金もっといるなあ・・・」
ルイージ 「いやだよ、僕の分は渡さないよ!」
マリオ 「うーん・・・」
ルイージ 「じゃあ、ピーチ姫でも助けて、ご褒美にその会員権貰いなよ・・・」
マリオ 「そ れ だ !」
ルイージ 「え?まじでいってるの?」
マリオ 「いくぞwwwwww 夢がひろがりんぐwwwwwwww」
マリオ 「前も聞いたけど、ピーチ姫って可愛いの?」
ルイージ 「うーん・・・美人らしいけど・・・」
マリオ 「美人?リカちゃんとどっちが美人?」
ルイージ 「どうだろう・・・リカちゃんは可愛い系じゃない?」
マリオ 「なんだと!」
ルイージ 「あ・・・ごめん。何か気に触った?」
マリオ 「はぁ・・・これだから非国民は・・・リカちゃんは国民的美少女コンテストで・・・」
ルイージ 「兄さん、なんかくる!」
マリオ 「元々は、グラビアアイドルとしてスカウトされ・・・うお!」
ハンマーブロス 「コロス!」
マリオ 「なにあれ・・・喋った・・・」
ルイージ 「ハンマーブロスだ!『悪魔の兵隊』といわれる、大魔王親衛隊!」
マリオ 「うっは・・・やべえ・・・」
ルイージ 「兄さん、ファイアーフラワーだ!」
マリオ 「ここで悲しいお知らせがあります」
ルイージ 「??」
マリオ 「さっき、コインを優先して、ファイアーフラワーを捨ててしまいました」
ルイージ 「えええええ」
マリオ 「だって、帰るつもりだったし・・・」
ルイージ 「兄さんバカ!」
ルイージ 「兄さん、ボクの後ろに隠れて!」
マリオ 「悪いねえ・・・応援するよ!」
ルイージ 「ファイアーボール!」
ブロス 「シネ!シネ!」
マリオ 「動き早すぎだろwwwww」
ルイージ 「くそ!あたらねえ!」
マリオ 「しゃーねえ、オレがオトリになるから打てよ」
ルイージ 「兄さん?」
マリオ 「お前には迷惑ばかりかけたからさ・・・」
ルイージ 「兄さん・・・」
マリオ 「富豪兄弟、兄の決断の巻!」
ルイージ 「いいから、急いで!」
マリオ 「お、おう・・・」
マリオ 「こっちだ、ハンマーバルス!」
ルイージ 「バルスて・・・」
ハンマーブロス 「シネ!シネ!」
マリオ 「今だ!」
ルイージ 「ファイアーボール!!」
ハンマーブロス 「ガガガ・・・・」
マリオ 「おお・・・兄の活躍により、見事バルス成敗の巻」
ルイージ 「よかったあ・・・さあ、城へ急ごうよ」
マリオ 「このハンマー武器に使えないかな?・・・だめだ重い・・・」
ルイージ 「ファイアーフラワー取れるといいね」
マリオ 「なかった貸せよそれ」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「今、私たちは、クッパ城に潜入しています・・・」
ルイージ 「兄さん、なんで緊張感ないの?」
マリオ 「だって、怖いじゃんwwwww」
ルイージ 「あ、兄さんも怖いんだ」
マリオ 「大魔王だぞwwwww怖いってwwwwww」
ルイージ 「そっか・・・」
マリオ 「なあ、こんな時になんだけどさ」
ルイージ 「うん?」
マリオ 「ここから生きて戻れたらさ・・・この金を元に商売するよ・・・」
ルイージ 「兄さん・・・」
マリオ 「ああ・・・気づいたんだオレ」
ルイージ 「兄さん・・・やっと、やっと・・・」
マリオ 「ああ、新しいKINO-PIOを作る・・・芸能事務所Marioだ!」
ルイージ 「・・・」
マリオ 「そんで、社長!私をデビューさせてください!とかくんのwwwww」
マリオ 「でオレが、いいけど、わかってるね?とかいってさwwwwww」
マリオ 「そんでそんで、そういうことはあれですけど、社長ならいいんです・・・とかいってwwwww」
マリオ 「うっはwwwwwwwやるぞwwwwwwww」
マリオ 「あれ?ルイージどこ?」
マリオ 「ルイージーー!」
マリオ 「あれ・・・先に行ったのかな、お、光るブロック」
ボコッ!
マリオ 「ファイアーフラワーかあ・・・うーん・・・持っておくか」
マリオ 「さようなら、オレのコイン・・・」
マリオ 「ルイージー!ファイアーフラワーあったぞー!どこだよー!」
マリオ 「なんだよ・・・そんなに怒ることないのに」
マリオ 「っていうか、ここどんだけ溶岩剥き出しだよ・・・危ねえよ・・・」
マリオ 「やべえ・・・やっぱ1人だと心細くなってきた・・・」
マリオ 「あれ・・・ここさっききたなあ・・・気のせいかなあ・・・」
マリオ 「ルイージー!どこー!」
マリオ 「あついし、疲れてきたよ・・・どこだよ、ルイージ・・・」
マリオ 「あれ・・・絶対戻ってるよ・・・ファイヤーフラワーのところだもん・・・コイン落ちてるし・・・」
マリオ 「ルイージ・・・兄さんはもうだめだ・・・・」
マリオ 「ルイージ『頑張って兄さん!』」
マリオ 「熱いし・・・もう駄目だよ・・・後は・・・任せ・・・た・・・」
マリオ 「ルイージ『にいさーん!』」
マリオ 「兄、望みを託すの巻!」
マリオ 「・・・」
マリオ 「・・・ルイージ・・・どこだよ・・・」
マリオ 「あれ?変なところに出たな・・・」
マリオ 「!」
マリオ 「やっべ・・・あれが本物のクッパかよ・・・迫力が違うよ・・・」
マリオ 「ルイージどこだよ・・・1人じゃ無理だよ・・・」
マリオ 「まったく!あいつは肝心な時に役立たずだな!」
マリオ 「・・・ルイージ・・・はやくきて・・・」
クッパ 「マリオ・・・隠れても無駄だ」
マリオ 「え」
クッパ 「そこにいるんだろ」
マリオ 「・・・何を言ってるんですか大王様。私はバルスです(裏声)」
クッパ 「下手な芝居はいい・・・出て来い」
マリオ 「(ルイージ早く!!)」
クッパ 「弟を探してるのか?」
マリオ 「え・・・」
クッパ 「もう食ったぞ・・・ガハハ・・・ほら、帽子だ」
マリオ 「ルイージ・・・嘘だろ・・・」
クッパ 「はやくこい、お前も・・・」
マリオ 「うそだああああああ ルイージ!」
クッパ 「ガハハ!」
マリオ 「死ね!お前なんて死ね!ファイアーボール!」
クッパ 「炎はワシには効かんよ ガハハ!」
マリオ 「ファイアーボール!ファイアーボール!ファイアーボール!」
クッパ 「んふ~」
マリオ 「だめだ・・・どうしよう・・・」
クッパ 「終わりか?つまらんのう~」
マリオ 「ルイージ・・・」
クッパ 「もういいわ・・・」
マリオ 「ルイージキーック!」
マリオ 「ルイージキーック!!!」
ルイージ 「兄さん!ルイージキックはこうだよ!ルイージキーック!」
マリオ 「ルイージ!」
クッパ 「があああああああああぁぁぁ・・・・・」
マリオ 「ルイージ・・・おまえ、食われたんじゃ・・・」
ルイージ 「うん・・・・初めての体験だったし・・・痛かった」
マリオ 「ルイージさんwwwww下ネタですかwwwwwwwでもwwwww嬉しいwwwwwwww」
ルイージ 「兄さん・・・」
ルイージ 「実はボク・・・ピーチ姫のことが前から好きでさ・・・」
マリオ 「え?そうだったのか?」
ルイージ 「うん、1人で助けようとしたら・・・ちょうどクッパがいなくてさ」
マリオ 「ピーチ姫は?」
ルイージ 「それが・・・あられもない姿だったから・・・つい興奮しちゃってさ」
マリオ 「・・・」
ルイージ 「いや、自分から襲ってはいないよ!でも・・・つい・・・そういう雰囲気になってさ・・・」
マリオ 「やったのか・・・」
ルイージ 「うん・・・でも、そのあとクッパに見つかってさ・・・後ろから・・・」
マリオ 「そうか・・・でも無事でよかったよ・・・さあ、ピーチ姫を助けよう」
ピーチ姫 「あ・・・お兄様ですか?ありがとうございます・・・」
マリオ 「!!!!」
ルイージ 「な、美人だろ・・・ごめん今まで隠しt・・・・」
ボコッ!
マリオ 「ピーチ姫、助けに上がりました。クッパを倒したのは私です」
ピーチ姫 「素敵な殿方・・・」
ルイージ 「う・・・うん・・・気絶してたのか・・・」
マリオ 「やあ兄さん」
ルイージ 「え・・・」
ピーチ姫 「うふふ」
END
コメント
686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ええええええええええええええええええええwwwwww
699: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 入れ替わりやがったwwwwwww
715: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 なにがなんだかさっぱりだ\(^o^)/
719: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 途中まで理解できてたのに最後だけわからなくなったw
713: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
あ、
ルイージがピーチ姫とセクロス
気絶させた後に
マリオもピーチ姫とセクロス
で、アナ兄弟wwwでルイージが兄貴ってことかww
出典:http://sshouko.net/blog-entry-3709.html